その年賀状をいただいたのは、3年前のことです。
同い年のいとこからのものでした。
いとこは、20代前半でお嫁に行きました、早くに子宝にも恵まれ、現在は4人の子供ががいます。
私が年に数回帰省してもまったく会うこともなく、年賀状だけのお付き合いが約20年ほど続いています。
8年前、私が30歳で結婚し、報告をかねた年賀状を書いたころ、いとこは3人目の子供を妊娠していました。
私は以前から思い持病があり、相手が10歳年上だったこともあり、なかなか子供の恵まれず、約5年間不妊治療中でした。
不妊治療真っ只中のころ、
○○ちゃんは、なんで子供作らないの?
子供って、とってもかわいいよ。のまったく心無い文面の年賀状とともに子供たちの写真付き!!
正直、いら~~~~~~ん!!!!とおもいました。
子供がほしくて欲しくて、子供連れの家族を見るだけで正直つらい時期もありました。
5年も子供に恵まれず、毎月涙が枯れるほど泣き、お金も体力もそこを尽きたころの話です。
痛い治療や精神的不安や不安定な毎日を過ごしてきた私にとって、その言葉は本当につらかったですし、どうしてわたしだけ・・・・とふさぎ込んでしまい外に出れなくなりました。
今私には、不妊治療の末やっとのことで授かった男の子がいます。
本当に本当にこの子が来てくれたのは奇跡です。
誰よりも何よりも大切で、だれよりも愛情を注いでいきたいと思います。
心無い人の何気ない一言、こんなにも人を苦しめるなんて彼女はいまだに知らないんだろうな。
二度と会いません。